日々是好日 日日是好日の意味と由来歴史と掛軸の鑑賞

投稿者 :翁志刚 on

[日日是好日の意味] 来る日も来る日も、楽しく平和なよい日が続くこと。一日一日を大切に生きる心構えをいう。

[日々是好日の由来] 「碧巌録―六」に出て来ることば。九~一〇世紀、唐王朝が滅びる前後の時代の中国に、雲うん門もん文ぶん偃えんという禅僧がいました。彼はあるとき、弟子たちに向かって、こんなことを問いかけました。「夏の修行が終わる七月一五日までのことは問題にしない。その日以後のことを、一言で言い表してみよ」。そして、弟子には答えさせないまま、自分で「日々是好日(毎日がよい日だ)」と答えた、ということです。

[日日是好日の解説]


「碧巌録」は、禅問答の書物ですから、このお坊さんが何を言いたいのか、一般人にはよくわからないのも当然です。ただ、禅の無の境地に達すれば、どんなにいいことがあった日でもどんな災難に見舞われた日でも、なんら違いはないのだろうと思われます。
だとすれば、「日日是悪日」でも、結果的には同じことになるはず。それを上向きに「好日」と表現しているところが、このことばが広く愛されてきた理由なのでしょう。「毎日をありがたく生きていく」といったニュアンスで用いられます。
「日日」は、禅の世界では「にちにち」と読むのが習慣ですが、故事成語としては「ひび」とも読むこともあります。

【禅語】 日々是好日

 

直訳すれば、「毎日がよい日だ」とでもなるだろうか。
それが禅語、日々是好日。
音の響きも文字の雰囲気も言葉の意味も良いイメージなものだから、掛軸などに揮毫される場合も多く、世間にもっともよく知られている禅語の1つである。

映画『日日是好日』

日日是好日 日々是好日
映画『日日是好日』(にちにちこれこうじつ)公式サイト 2018年10月13日公開。 映画『日日是好日(にちにちこれこうじつ)』の公式HPです。 森下典子の人気エッセイ「日日是好日-「お茶」が教えてくれた15のしあわせ-」の映画化。 出演:黒木華、樹木希林、多部未華子、監督:大森立嗣。 2018年10月13日公開。 映画『日日是好日(にちにちこれこうじつ)』の公式HPです。 森下典子の人気エッセイ「日日是好日-「お茶」が教えてくれた15のしあわせ-」の映画化。 出演:黒木華、樹木希林、多部未華子、監督:大森立嗣。 2018年10月13日公開。

「日日是好日」掛け軸鑑賞

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 日々是好日

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 日々是好日 映画

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