掛け軸の歴史: (11) バブルの崩壊~現代 | 長く続く衰退期

投稿者 :翁志刚 on

1990年代に入りこれまでの好景気が終焉を迎え(バブル崩壊)、徐々に美術市場の盛り上がりが衰退していく。またこの頃から日本人の価値観の変化が顕著になってきだし、床の間をはじめ和室を持たない建物も増加していく。伝統的な行事も簡素化に向かう中、掛軸の需要は衰退の一途を辿っている。高度経済成長期に生まれた掛軸に関連する事業者も減少し続け、掛軸を製造する職人(表具師)の後継者不足も深刻な問題であり廃業する事業者も多い。

 

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