吃茶去 掛け軸 禅語 ・茶室・茶掛・茶道

投稿者 :翁志刚 on

吃茶去 掛け軸 禅語 茶室・茶掛・茶席の道具

「吃茶去」はごく普通の言叶で、禅では悟りを重んじ、いつでも、どこでも、どんなものでも悟りが開かれると考え、ごく普通のものの中に真の意味を秘めています。お茶は仏教徒にとって、普通の飲み物で、ほぼ毎日必ず飲みます。よって、これから禅師は「吃茶去」を悟りの机鋒語とします。普通で深いです。悟りを開くかどうかは、自分の霊性にかかっています。

吃茶去 掛け軸 禅語 茶室・茶掛・茶席の道具

「吃茶去」という禅の考え方は、行動や心の持ち方にも表れています。生活の中にお茶があり、お茶の中に禅があり、禅の知恵が私たちの生活の中に隠れているのです。一枝の檀の香を焚いて、1杯の茶を淹れて、あのたばこがかすかな塵烟を混ぜてちらっと漂っているのを見て、繁華でまばゆい紅尘の中のあなたに身を置いて、もしかしたらまた別の1回の「茶を食べて行く」を味わうことができるかもしれません。


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